優しい強姦者

  • 2013/12/09(月) 18:00:23

優しい強姦者
      北林 一登 

   
      強盗事件
            
「ママさん、強盗に襲われたって?」
「そうなのよ、よく知ってるわね。だれに聞いたの?」
「いえ、女王様のことは、何でも知っていなければならないのが、奴隷の役目です」
「秘密にしといたのに、困っちゃうな。だれが喋ったんだろう」
「強姦もされてしまったの?」
「だんだん話に尾ひれがついて、噂が大きくなってゅくので困ってるのよ」
「何だか、縛られたまま、明け方までに三回もやられてしまったとか。三回目は、ママの方も気分が良くなり、楽しんでしまったとか……」
「やだ、あんた強盗の親戚じゃないの。変な噂が拡まると困るから、本当の話をしてあげるわよ」
ここは池袋にある、その道ではちょっと知られたSMバーてある。
「ナオミ」というバーの名前は、同時にママの名前であるし、彼女が谷崎潤一郎の「痴人の愛」のヒロインからとった源氏名でもある。
日木人離れのした、彫りの深い顔立ち、抜群のプロポーション、何よりも盛り上がるようなバストがたまらない。
それで時折り、客を相手にSMプレイをしてくれることがM派紳士にとっては、たまらない魅力なのだ。
もっとも、バーの中でプレイをすることはないし、店の中では言葉遣いなども普通である。
ところがいったんSMプレイをしに、ホテルにでも入ろうものなら、凜然たる女王になる。
男は素裸にされたうえ、ギリギリに縛られ、舌の先だけで女王様への全身的奉仕を強いられる。
ママは洋服の時も、和服の時もあるがもあるが、裸には滅多にならない。
ただちらっとスカートを捲ったり、着物の裾をめくって、男に秘部を拝ませてくれるだけだ。
男の舌の奉仕に熱が入っていなかったり、ふざけたりすると、物凄い平手打ちが飛んでくるし、細い革鞭で尻が真っ赤に腫れ上がるほどぶちのめされてしまう。
ママの気分が向けば、ネクタールの拝受をさせてくれる時もあり、くれない時もある。何しろ徹底的にこのプレイは、女王様の気分次第であるし、どんなにお金を積んでも、ママのお情だけが欲しくって、このバーにせっせと通っているM派紳士の数は多い。
もちろん私もその一人なのだが、僥倖に会えることは滅多にない。
そのママが、強盗に襲われたというのである。
これは聞き捨てならぬ話ではないか いるM派紳士の数は多い。
もちろん私もその一人なのだが、僥倖に会えることは滅多にない。
そのママが、強盗に襲われたというのである。
これは聞き捨てならぬ話ではないかその夜は、雨が降ってたのよ。
お客さんもわりとあったんだけど、遅くまでねばる人がいてね。
お店を閉めたのが午前二時頃だったかな。
女の子は、十二時過ぎには帰すでしょう。
いつもなら、バーテンさんが最後までいて、お店を閉めて帰るんだけど、その夜は用事があるって先に帰ったのよ。
それが一時半頃だったかしら。
最後に残ったお客さんに私がお勘定をして貰ったのが午前二時かな。
私一人になってしまったけど、今までにもこんなことよくあったから、売上げ金をハンドバッグに入れて、後片付けして、店を出たわけ。
ここはビルの地下二階でしょう。店のドアを開けて、自分の体を出して、外側からドア
鍵をかけようとしていたの。
その時よ、物蔭にかくれていた男が、ワッと出てきて、私を後ろから羽交い締めにしたわけ。
びっくりしちゃってねえ。
私、その時売上金を三十万円ぐらい持っていたかな。
強盗だと思って、キャーッとか何とか叫んだと思うわ。
ところがビルの地下二階でしょう、午前二時過ぎじゃ、だれもいないのよ。
こういう時どうしたらいいか、私は落ちつけ落ちつけって、自分にいい聞かせて、相手を見たのよ。
そしたら何と、先刻までうちの店で飲んでたお客の一人じゃないの。
小川っていう男。本名だがどうか知らないけど、だから、
「小川さん。ふざけないでお家へ帰りましょうね、そこまで送ってゆくから………」
相子を落ちつかせようと思って必死で囁いたの。
ところが彼ったら、顔面蒼自で、目は真っ赤、とても普通じゃないのね。
この小川って客、私よく知らないのよ。
うちの店も二度目ぐらいだし、私とSMプレイをしたいなんていった事あるけど。
私の好みじゃなかったから、返事もしなかったの。
その小川がハアハア荒い息をして、目は吊り上がっているし、羽交締めの力は強いし、私は動きがとれないのよ。
私、必死にもがいたわよ。和服着てたんだけど、前ははだけちゃうし、抽は千切れるし惨憺たるありさま。
その時、まだ私は彼が何をしようとしているのか判らなかった。
お金が目的なのか、強姦が目的なのか。
ふざけているのではなさそうなのは、顔つきや目つきで判ったけど。
「やめてえ、だれか来てえ−!」
私は大声で何度かそう叫んだわ。
でも、無駄だったわ。
男はやがて、私の和服の帯の上にしている紐をはずし、両手を後ろへ交差したままぎっちりと縛ってしまったの。
そのあと私がしめかかっていたドアの鍵をとって、ドアを開けると私を突き飛ばすようにして店の中へ押し入って来たの。
彼がドアを後ろ手でしめるとここはもう全くの密室でしょう。
泣いたって、叫んだって、もう外には絶対に聞こえないのよ。
ドンと突き倒されて、この絨毯の上に転がされたわ。
男はやっと落ちついた顔をして、それでも目だけは獣のように光らせて、私のほうにやってくるじゃない。
「小川さん、乱暴は止めて頂敵。もう遅いから、帰りましょう、ね、ね」
私も必死よ。手が使えないから、何とか口先だけで相手を説得しようと一生懸命。
ところがひどいじゃない。
あいつカウンターの上にあったおしぼりをとって、ぐいっと私の口の中へ詰めこむのよ。そうしておいて、手拭いでガッチリと猿ぐつわをかまされたわ。
もう声も出せないのよ。手は物凄く強く縛ってあるから、痛くってね。
これからどうされるのかって、あの時は不安な気持ちだったわ。
バックの中には、現金で三十万円ほど入ってるでしょう。
それも気なったけど、男がもしかすると、顔見知りだけに犯行をくらますため、私を殺すんじゃないかって不安もあったわね。

     剃 毛
            
 男の荒い息が静まってくると、あいつニヤニヤ笑いながら近づいて来たわ。そして私の帯をゆっくりと解き始めたのよ。口惜しいったらないの。
何だか楽しんでるみたいに、ゆっくりゆっくり帯を解いて、着物を脱がせ、また紐をほどいて襦袢を脱がすって具合に、私は裸にされていったのよ。
まるでらっきょうの皮をむくみたいなものね。
その紐で足までぎっちりと縛られてしまったわ。
私、和服の時は、下着をはかないのよね。
だから最後のお腰をするするって脱がされたら、もうすっぽんぼん。
おっぱいから、下まで、全部九見えでしょう。
情けなかったなあ。
両足をまとめて縛られたのは、その後よ。
男は私の体を上向きにすると。ゆっくりと手の平で、全身を撫で始めるのよ。
その目付きの異様なこと、私、変質者の目付きって、あんなものだと思うりわ。
冷たくって少し笑いを含んでいて、残酷そうで……。
このままナイフかなんかで、ズブリとやられたらどうしよう。
こうなると、私の考えは悪いほうへ悪いほうへといっちゃうのね。
だから。相手を怒らせて逆上されることが一番、怖かったわね。
男を怒らせないためには、セックスに応じてやること。
手も口も使えないんだし、抵抗できないんだから、残る乳房やセックスで、相子をせいぜい誘い込んでなごやかな気持ちにさせてやること、そう思ったわよ。
両手両足を縛られて上を向かされたから、私も度胸をきめて、相手の手が乳房なんかもみ始めたら、少し身をよじったりして、気分を出しているように見せかけたのよ。
男のやることって、どんな場合でも皆同じね。
あいつ私の乳首にむしゃぶりついて、チュウチュウ吸われたわ。
凄い力入れて吸うから、乳首が千切れるんじゃないかと思うほど痛かった。
それが終わると、あいつの指が下のほうへ降りて来たわ。
これも口惜しいけど。全然無抵抗で侵入を許してしまったわよ。
初めのうちは、せめて股に力を入れて足を閉じていたんだけど、あいつが怖い顔をしたからすぐ開いたわ。
でも両足をくくられているから大開きにはできないわよ。
それでも指は自由自在に動き回るわけ。
乳首の吸い方から見て、乱暴にするんじゃないかとヒヤヒヤしたけど、わりとおだやかに、優しく扱ってくれたわね。
でも女の体って不思謎ね。
いやだと思っても体が反応しちゃう。二十分位いじられていたら、べとべとになってたわよ。
そのうち、あいつはやおら立ち上がってトイレに行ったのよ。
そして石鹸と水とかみそりを持って来たわ。
ああ、剃毛だなって、それを見た時にすぐ判ったけど、もうどうしようもないわ。
私はただ傷をつけられないように祈るだけよ。
男はゆっくりと石鹸を水に溶いて、私のお腹になすりつけ、ニタニタしながらかみそりを使い始めたの。
ジョリッ、ジョリッて音が深夜のビルの地下窒に響くのよ。
ああ、私の毛が剃られてゆくって、ちょっと感傷的な気分になったわね。
男は全部剃り終わると私のヘアーを大事そうにハンカチに包んでポケットに入れたわ。
それを見た時、ああこれなら私は助かると思ったの。

   
    復讐の序曲
                
 これからあとは、あまりしゃべりたくないんだけど、あいつ、綺麗に剃毛した私の体を撫でているうちに、たまらなくなったのか、いきなりそこへ唇をつけてきたの。
十分ぐらいそんないたずらをしていたかしら。
また我慢できなくなって、今度はいよいよ本番、彼もズボンを脱ぐなり、武者ぶりついてきたのよ。
ああ。万事休す!思わずくやしくって涙が出たわよ。
ところがこの男、激しいというか、しつこいというか、一回ぐらいじゃ、とても満足しないのね。
縛られて自由のきかない私の体を、まるで玩具みたいに、折ったり畳んだりして、なんと三回も自由にする始末……。
女の体って不不思よね。こんな状態でも感じてきちゃうの。
三同めのときは、私もヤケになって、つい体を悶えさせ、鼻声を出しちゃったわ。
あいつも、さすがにぐったりしていたみたい。
短時間のうちに三回もやったんだから、疲れるわよ。
おしぼりで後始末すると、やおら立ち上がって、私のバッグからお金を技き出し白分のポケットに突っ込んで帰り仕度を始めたの。
あたしそれを見ていたら急に腹が立ってきて、何とかあの金を取り返す方法はないかと焦りながら考えたわ。
あいつは、私をふり返ると、
「ママ、楽しかったよ。こいつはママへのサービス代として貰ってゆくぜ」
「待ってよ。私はまだ満足してないわ。サービス代持ってゆくのなら、もういっぺん満足
させてよ」
「もう無理だよ」
「大丈夫、私がおしゃぶりしてあげるから、ね」
私は精いっぱい甘えた声を出して、あいつの気を引いてみせたのよ。
「おしゃぶりか、悪くないな」
一度帰りかけたあいつは、荷物をカウンターに置いてまた戻って来たわ。
あいつはズボンとパンツを一蹐紡許へずりおろすと、ソファーに腰を下ろして両足を開き、その間に私をひざまづかせたのよ。
まったく、この格好、いつも女王様役の私が、男奴隷に奉仕させる時と同じスタイルだ
ものね。
屈辱的もいいところよ。でもこの際は仕方がないわ。
三十万円のために私だって必死だもの。
だから、慎重にそいつを口の中に含むと、ガブリと噛んでやったの。
”ギェーッ″とあいつ、すごい声を出して飛び上がったわ。
でも、こっちだって必死だからスッポンみたいに、金輪際離れるもんですか。
「離せ!」とか「この野郎!」とか叫んでは私の背中を撲ったり、髪を引っぱったりするんだけど、絶対私が離さないものだから、弱っちゃったのよね。
最後には「頼むよ、離してくれよ。金は返すからさ」なんて泣きながら言ってるの。
私はそれでもまだロから離さずに、後ろ手 縛りの手首をふって、これをほどけって命令したのよ。
相手も判ったらしく、やっと手を自由にしてくれたわ。
私がロを離したときはあいつ、前を抑えて床にうずくまってたわ。
手が自由になれば、もうこっちのものだから、私はうずくまった男の腰やら足やらを蹴飛ばし、男の上に馬東りになってギュウギュウ男の首を締めてやったの。
不思議なものね、さっきまであんなに強気で元気よかった男が、いまはぜんぜん無抵抗なの。
私はSMプレイで使う手錠があるのを思い出して、それを持ってくると、男の手を捻り上げ、、後ろ手にガチャッとはめてやったの。
こうしておけば、金を持って逃げられる心配はないし、男に再び暴力を振るわれるおそれもないでしょう。
私、それまでは裸のままの奮闘よ。でもこれで、やっといつもの私に戻れたって感じで着物を着て、髪の乱れも直したわ。
一匹の男が、下半身を丸出しにして、後ろ手錠をかけられ、哀れな姿で私の足許に転が
っていたわ。
私の体をメチャメチャにもて遊び、あそこの毛を全部剃り落した男が……。
しかも私の虎の子三十万円を持ち逃げようとした男よ。
どうしてくれようか。私の体の奥のほうから沸々とした怒りが込みあげてきたわ。
すぐ一一〇番して警察に突き出してやろうか。
しかしそれでは、私の腹の虫が治まりそうにない……



     灸責め
         
 そこでまず剃毛には、剃毛をもって答えよで、鋏を持ってくると、あいつの頭髪をジョキジョキ切ってやったの。
男の陰毛なんか剃ったって面白くもないからね。
それから背中の手錠に縄を通して、天井の滑車から吊り上げたのよ。
このバーは、SMプレイ用の色々な設備がしてあるのが、こんな時には役に立つのよね。
あいつが爪先立ちの状態で止めてやり、むき出しの男の尻が、鞭打ちに丁度いい高さでふらふらするようにしたの。
鞭は、カウボーイの使う皮の太い一木鞭、これは痛いのよ。
こいつを使って、思いきり打ってやると、男の青白い尻の皮膚が真っ赤に染まってゆき
やがて血が吹き出してくるの。
「痛ーい。許してよ、ママ。助けてくれ」
恕鳴をあげて本当に涙をこぼしてる。
「何よ、三回も私をおもちゃにして、畜生!女王様の怖ろしさを思い知らせてやる」
「ほんのいたずらなんです。出来心でした」
「いたずらで剃られたり、強姦されたりしてたまるかい。バカ!」
でもその時、驚くべきことを発見しだの。
あいつのペニスが勃起してんのよ。私の歯型がついていて、血が滲んでいるようなそれが
この猛烈な鞭打ちで立っているなんて、どう思う。
こいつやっぱりMなんだろうかって、不思議な気がしたわ。
普通Mの男って、女王様を強姦するなんてことは、絶対にしないものなの。この男、き
っとMとSの両棲類だったわけね。
一休みして、煙草を一服つける。目の前では、男がヒイヒイ泣いている。それを見ながら吸う一服、最高の味ね。
まあプしイなら、こんなところで許してやるんだけど。
この場合は復讐だからね。
第一、これ程痛めっけてやっても、まだピンピンしてる男のアソコが愉らしいわ。
私は日の前にある肉棒に、煙草の火をぐいっと押しつけてやったの。
「あつう、あついよう」
「熱くしてるんだもの、当たり前よ。この坊やいたずらがひどいから、お灸を据えてやるのよ」
「許して、ママ、あつい、ギェーツ」
「何よ。男のくせに、これくらい……」
私は煙草の火で、ペニスのあちこちに焼こげをつけてやったわ。
人肉の焼ける匂いって、ステーキの匂いと同じなのね。
あれやってるとお腹がすいてくるほど。
さすがにこの灸責めで、ピンピン小憎も参ったらしく、小さくなっていった。
「火責めの後は、水責めよ。こっちへおいでたっぷり嬲ってあげるから」
滑車から縄をはずしてやると、ふらつく男の縄尻をとって、トイレへ連れていってやっ
たの。
そのままトイレの便器の中へ首を突っ込ませると私の足であいつの頭をぐいっと抑えておいて、水洗いの水をジャーツと流してやったの。
十回ぐらいそうして水責めにしてから洗面所のタイルの上に転がしてやったら、火責め水責めの連続で、あいつ、まったくグロッキーだったわ。
上向いて口をパクパクしているの。金魚が死にかかってくると、水面に出て来てよくや
るでしよ、あれみたい。
私はここで最後の復讐をしようと、着物の裾を捲りあげて、あいつの顔の上にまたがっ
たわ。
「さア、お前が犯した場所だよ。よく拝んでおきな。これからさっきのお返しに私のおし
っこを飲ましてやるから、一滴もこぼさずにお飲み」
あいつ、かすかにうなずいて、ロを火きく開けて待つてるの。
私はそのロめがけて一メートルぐらいの距離から、シャーッ。
プレイの時なら、相手が飲みやすいように何回かにわけて発射するんだけど、そんなのはあいつに必要がないから、一潟千里よ。
あいつ、ごぼごぼとむせながら、それでも必死に私のおしっこを飲みほしていたわ。
離れた所から発射したもんだから、あいつの鼻の穴やら眼やら耳やらへも入ったらしくって顔中びしよ濡れ。
「さあ、これでもう許してやる。本当なら警察へ引き渡し渡してやるところなんだけど。強姦なんて私のほうも格奸が悪いから帰してやるわ。二度とこんな事をしたら、お前のペニスをちょん切ってやるからね」
「ママ、御免なさい。許してくれて有難う」
私はあいつの手錠をはずすと、脱いであったズボンやパンツを叩きつけて、ドアから表へ蹴り出してやったの。
と、まあこれが強盗事件の真相なのよ。
でもこれに、後日談があるの。


     奴隷文
          
 あれやり一週間程した頃かしら、私の店宛に一通の封書が届いたの。
その中には十万円のお金と、次のようた手紙が入っていたわ。
「ナオミママ様
私は先日、貴女様にたいへん御無礼を働きました強盗でございます。いや強盗は未遂でしたから、強姦男と言うべきかも知れません。その折りは本当にひどい事を致しまして申訳ございません。深くお詫び致します。あの夜、貴女様から物凄いお灸を据えられまして、毎日毎夜その痛みに呻吟しておりましたが、私の火傷も少し治りかけてきたようで、ホッっとしております。
もちろんこれらのことは、私の自業自得ありますので、貴女様をお怨みに思った事な
ぞ露ほどもございません。それよりも最後にお恵み頂きました貴女様のおしっこを合めまして有難いことだと感謝している次第なのです。
実は今度のことは、私が計画的に起こしたことなのです。それもチオミ様に苛められた
いばっかりにです。私は初めて貴女様にお目にかかった時、つ まり第一回目にお店に伺った時に、これほど美しい女王様がこの世におられたなんて、信じられないくらいに驚きました。そこで是非プレイをお願いしようと思ったのですが、聞くところによると貴女様はプライドが高く、決してお金ではプレイをして下さらないとか……。女王様のお気の向いたとき、自分のえらんだ客だけを相手になさるのだとか……。でも私は、欲しいものはすぐ手に入れないと気が済まないのです。何とかママにプレイをして頂くことはできないものだろうか、色々と考えました。お金で駄目なら、本当にママを私は綿密な計画をたてました。バーテン氏の早く帰る日があることも判りました。お店のカンバンの時刻、そしてママが最後に一人になることも…・…
あの夜は、下準備のつもりで行ったのですが、バーテン氏が急用で早帰りをした事から計画を急に早めて実行してしまうたのです。雨が降っていたことも、おあつらえ向きで
した。むろん私も、今までこんな事をしたことはありませんので、初めての犯罪というか、もう胸はドキドキ、きっと顔面蒼白になっていたことと思います。
貴女様に襲いかかってからのことは、もう御存知の通りです。後ろ手に縛りあげてからナオミ様の着物をはいでゆくときの楽しかったこと。美しい白い女体が、卵のからをむいて白味が出てくるように、着物の中からまろび出てきた時には、もうこれで死刑になって
も本望だとさえ思いました。美しい二つの乳房。その先端の赤いぐみの実のような乳首。私はどんなにいとほしく、これらに頬ずりしたことでしょう。男をまったく知らないような美しい肌を、私は心ゆくまで堪能させて頂きました。いま手紙を書いているこの机の上に、貴女様のヘアーが一束置いてあります。あの時の毛です。私も自らの社会的地位などすべてをこの一事に賭けたわけですから、このくらいの報酬はあっていいと思い、予定していたことでした。それにしても、この見事な繁りはどうでしょうか。黒々とした烏の濡れ羽色といったつややかさ。ああ、こんなすばらしいおみやげを強制的に頂いてしまった悪い私。この毛だけは私の終生の宝物と致します。桐の箱におさめ、日夜礼拝し唇づけして貴女様のことを偲ぶよすがと致します。この毛を見るたびに、きっとあの童女のようにすべすべとしたナオミ様のあの部分を思い出すことでしょう。その後の鞭打ちの強烈だったこと、私もプレイによる鞭打ちは、随分と経験がありますが、貴女様の鞭ほど痛烈なものは他に知りません。でも素敵でした。美しい女性に鞭打たれる快感。これだけは知る人ぞ知るで、俗人共の窺い知れない私達だけの、快楽の花園なのです。煙草の火による灸責めもきつかったです。今でも火傷の跡が、火ぶくれのようになっていて、今後セックスに使用できるかどうか心配です。でもかまいません。たとえこれによってインポテンyツになっても、私はナオミ様を頂いて、そのお返しとしてインポにさせられたと考えれば、すべて納得旧がいきます。水責めも良かったけれど、最後の貴女様のおしっこ。まさかこの憎悪べき犯罪者の私に女王様の御聖水を下賜して頂けるなんて、夢にも思っていませんでしたので、大感激でした。私が剃りあげた青々とした丘と、ピンクの花びらの奥から迸り出てくる水流。この一瞬を、どれほど望んだことでしょう。
このため命をかけようと思ったのです。もう警察に突き出されてもいい、刑務所にぶちこまれてもいい、思い残すことは一切ない、とあの時思いました。
ああ、それなのに、お優しい女王様は私をお許し下さいました。当然強盗として、警察に突き出されるべき私を、放免して下さったのです。有難うございました。心からお礼申し上げます。私の命は、もうすべて貴女様のものでございます。今後とも、この哀れな奴隷をどうぞお見捨て下さいませんように、伏してお願い申し上げます。
             哀れな奴隷より
 ナオミ女王様         
「これが事件の真相なのよ。北さんどう思うこの件について」
「いや驚きですね。強盗、実はM男のお芝居だったんですか」
「そうらしいわね。私も鞭で叩いてる時に、ビンビンしてきたからピンときたけどね。でもまさかと思ったわよ」
「何とも羨しい話だな、ママとプレイが出来るなんて。よし、僕も強盗犯人になって、マ
マを縛りあげてやるかな」
「何いってんの。。バカねぇ……」

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